1. |
部材の運搬、据付はケーブルクレーン設備による。 |
2. |
ケーブルクレーン設備は鉄塔、走行索、アンカー等で構成。 |
3. |
橋体の支持は直吊り設備による(全自重を支持)。力学的には吊橋の架設と同様の手法である。 |
4. |
直吊り設備は鉄塔、主索、吊索、アンカー等で構成。 |
5. |
搬入されたブロックをケーブルクレーンにて吊込み、直吊り設備の受桁上に組立てていく工法である。 |
6. |
架設時の特徴 |
|
主索の伸び、変形により架設途中の橋体変形が大きい。橋台パラペットまたは橋台天端と橋体が接触し、破損させないよう留意すべきである。
また、部材の継ぎ手は閉合までは必要最少本数の仮ボルトによる連結が基本である。 |
7. |
閉合作業 |
|
数本の吊り索調整によって閉合することが基本である。
後方索に配置した調整装置により、橋体全体を上下させる工法は避けるべきである。万一適用する場合、特に降下時には衝撃を与えないよう低速で実施すること。 |
| |