津軽地方と南部地方の心を繋ぐ
青森県の津軽地方と南部地方を結ぶ国道394号線。そしてその行き来を隔てていたのが城ヶ倉渓谷でした。
そこは古くから難所とされ、タクシーの運転手は夏でも夜は怖くて走るのを嫌がっていたというこの場所に、平成7年10月城ケ倉大橋がひと跨ぎ。
橋上からは一面のブナ林が広がる渓谷を122mの真下に眺め、八甲田山や岩木山の絶景はもちろん、青森市街地まで見渡せる名所となりました。
もちろん、ドライブの範囲も広がり、これまで弘前市から八甲田方面に行くには青森市を経由しなければならなかったのが、この橋により一気に行けるようになりました。
日本最大級の規模を誇る上路式アーチ橋は、こうして青森県の2つの地方の心を一つに繋いたのです。
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