四季の自然の中に佇む最古の鉄橋
早川橋梁は、計画当初から技術的な課題、路線の変更、土地買収の難航、第一次世界大戦の影響による鋼材の不足など多くの問題に阻まれました。
そこで当時の鉄道院払い下げの天竜川橋梁を転用することになり、8年をかけて大正6年(1917年)に完成しました。架橋工事が終わり、総木製の足場を解体する直前、暴風雨により早川が氾濫して足場は全て流失。でも、鉄橋本体には全く影響がなかったという逸話や、関東大震災のときも、本橋が少しずれただけというエピソードも残っています。
この季節には「あじさい電車」が走ることでも知られる箱根登山鉄道。昼間はもちろん、夜間でもあじさいを楽しむことができます。
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