ナイアガラ大瀑布の華麗な舞台
日本で一番長い川・信濃川にかかる新潟県長岡市の長生橋(ちょうせいばし)は、1934(昭和9)年に竣工しました。
下路カンチレバートラス形式の重厚さと繊細さを併せ持つ外観はカメラマンに人気の長大橋です。
長岡といえば長岡まつりが有名で、およそ180年の歴史と伝統があり、8月2、3日に開催される花火大会では600mの高さでパッと広がる三尺玉と
仕掛け花火・ナイアガラ大瀑布が目玉。ナイアガラ大瀑布は長生橋(橋長850m)と隣の大手大橋が舞台となり、
2つの橋でそれぞれ延長650メートルの大瀑布が川面に流れ落ち、2晩で100万人近い観光客が歓声を上げる場面は圧巻です。
長岡花火の人気の秘密は華麗な花火と優雅な長生橋とのコラボレーションといわれています。長生橋に大きな光の滝が流れ落ち、
背後に上がる尺玉の連発、浮かび上がる長生橋のシルエット。
長生橋がなかったら魅力も半減?長生橋は、この伝統の花火文化に溶け込んでいるのです。
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