橋の種類は、その用途や材料で分類されるほか、その構造で、桁橋、アーチ橋、トラス橋、斜張橋、吊橋などに分類することができます。もっとも単純なものは桁橋で、原始的な方法では丸太を架け渡したり、石材を敷き渡すだけの構造の橋です。
アーチ橋は、非常に安定性が高く、中世に造られた石造アーチが今でも数多く残されています。
三角形を組み合わせたトラス橋は、19世紀中頃以降、道路や鉄道の建設とともに世界中で架設されました。
斜張橋は構造が合理的であり、ケーブルや塔、桁などの構成要素によるその外観が直線的なことから、20世紀後半から増加しています。
吊橋は、橋の中でもっとも長いスパンを越えることができる形式で、現在イタリアで3,000mを越える計画も進行しています。
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