日本橋梁建設協会はこの度、新に、鋼橋関係者のインセンティブを高めるとともに、鋼橋に対する社会の理解を深めることを目的とする二つの賞からなる表彰制度を施行することにしました。一つは、長年にわたり、鋼橋に関連する業務に従事し、わが国鋼橋業界の発展に貢献した者を顕彰する功労賞と、もう一つは鋼橋技術の発展に寄与する顕著な活動をしている協会会員会社の若手技術者を対象とした奨励賞です。
この功労賞の名称としては、長年にわたり、わが国のみならず国際的にも指導的立場で橋梁技術の発展に尽力され、且つ、業界外からの初めての会長として当協会再生のための指揮を執るなど当協会活動においても直接的に貢献されてきた橋梁工学の泰斗である伊藤學東大名誉教授の功績を称え、「伊藤 學 賞」と命名することにしました。
これらの賞は個人を対象とし、協会から賞状および賞牌もしくは副賞を授与いたします。受賞者の選考は、毎年、協会会員会社代表者および協会役員等を通じて推薦された候補者の中から協会の表彰委員会が表彰対象者を選定します。
表彰式は総会もしくは協会の恒例行事である技術発表会において行う予定です。
本表彰制度は平成19年度から実施いたします。実施運用に当っては、この表彰制度をより価値有るものにするため、候補者の推薦等において関係各位のご協力をお願いいたします。
表彰委員会
![画像](/whatsnew/files/070606_itou.jpg)
|