橋建協では平成18年度から橋建協会員各社が担当している実施工事中の現場を利用し、
建設コンサルタント協会の中堅技術者を対象にした現地研修会を実施しています。
研修目的はコンサルタントとの技術交流をこれまで以上に促進させ、相互に切磋琢磨し技術
レベルの向上を図ることにあります。
3月14日(金)に広島県の「空港大橋(仮称)アーチ部上部工」において第4回現地研修会を
実施しました。
空港大橋は、広島中央フライトロードに架設される橋長800m、アーチ支間380mの橋梁で
完成すれば日本一のアーチ橋になります。
架設工法はアーチ橋では一般的なケーブルクレーン・斜吊工法ですが使用される仮設備は
大規模なものとなっています。
この工事現場は、近年まれに見る長大橋梁であり、今回の研修会にて長大上路アーチ橋の
設計・製作・架設計画の概要を説明し、午後から小雨の中を積極的に現場で実物に接して
構造物の存在感を体感していただきました。
平成20年度は、建設コンサルタント協会近畿支部および東北支部を対象に都合2回実施を
予定しています。
現在、実施にむけ計画中でありますので内容が決定次第ご案内致します。その節には多数の
受講をお願いします。 |