平成20年6月2日(月) 函館工業高等専門学校 環境都市工学科3年生を対象に【技術と社会】と題するテーマのもと、講演を行いました。
今回の講演は高専のカリキュラムの中で、前期に単位取得をする授業として行われました。学習到達目標としては、『この社会における環境都市工学の役割をしっかりと認識し、公共の事業に従事する技術者としての社会的責任を自覚でき、社会の歴史や文化、技術者倫理を理解して行動できる技術者となる意識を持つことを学習の目標とする』となっており、外部講師を招いた授業を行っています。
学生達は元気に挨拶を交わしながら入室。資料を手にすると、急に興味深い表情になり、前列から席に着いていくのは日頃のやる気の表れの様です。橋梁の歴史については、日本で過去に起こった出来事も交えて学生に分かり易く説明しました。橋梁型式の説明の部分では、やや難色を示す学生もいましたが、橋梁事業の概要の中で発注者・コンサル・メーカー等具体的な名前が出てきて全員集中、熱い視線が委員に注がれておりました。
最後にレポート提出があったためなのかは分かりませんが、終始メモを取り続け一生懸命、説明に耳を傾けていたのが印象的でした。レポートについては後日先生よりいただく予定ですが、当協会の今後の活動方針に大きく影響するような内容も、たくさん書かれていたようでした。
今回の講演に関して、協会の活動を理解し快諾していただ函館工業高等専門学校 平沢先生には、この場を借りまして御礼申し上げます。
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