平成21年7月8日山口大学工学部において平成21年度日本橋梁建設協会の出前講座が行われました。
今回の講師は、当協会の会員会社である(株)IHIの河原氏。山口大学のOBです。実に15年ぶりくらいに母校を訪れたとのことで、母校の充実した変貌ぶりに、盛んに驚嘆の念を口にされておりました。
講座は、100名くらい入る講堂に70人ばかりの学生を集めてスタートしました。工学部の3年生です。まだ梅雨の長雨が続く中、朝一番の時間帯にも関わらず、これほどの学生が出席したのは、さすが評判どおり、麻生教授の講義の人気の高さを窺わせます。
講座内容は、鋼橋に興味をもってもらいたい、とのことで、多岐にわたり行われました。鋼橋の製作から架設までの流れ、形式、歴史、また、当協会のことや橋梁メーカーにおける業務内容まで。明石海峡大橋や東京港南部地区臨海道路が如何に施工されたか、フローティング架設の実写映像等も織り交ぜて紹介されました。また講師をされた河原さんは、最近まで仕事でトルコに行かれていたようで、海外での御自身の経験も、OBとして面白おかしく語られ、学生の興味をひいておりました。
最後に、貴重なカリキュラムの時間を割いていただいた麻生教授に感謝するとともに、講座を聞いてくださった学生さんの明るい将来を祈念しまして、報告を締めくくります。
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河原講師 |
講座風景 |
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