平成22年7月1日、北海学園大学 社会環境工学科1年生を対象にした“鋼橋へのアプローチ”をテーマに橋建協出前講座を実施しました。
橋建協北海道事務所が、学生対象の出前講座を始めてから、記録更新となる96名の参加となりました。
当日は、初夏の北海道らしからぬ雨天であり、また湿度も高く、その上パワーポイント映写のための暗幕で風も遮っており、座っているだけで汗が滴る気温のなか、講師の日本車輌製造(株)高橋氏の熱い思いが伝わったのか、学生さんたちの熱気がさらに室温を上げていたように感じました。
講座終了後に回収したアンケートを見ますと、
・日本の橋梁技術に驚いた。
・海外工事に多くの日本企業が参画していることに驚き、うれしかった。自分も携わりたい。
・鋼橋の種類の多さを感じた。 見た目がきれいだと思った。
・完成した後のメンテナンスが必要だと知った。
と、当協会の思惑通りの回答の一方、
・PPTの文字が小さい。
・スライドの間隔が短くてメモが取れない。
・架設のフローをさらに詳細に知りたい。
といった、今後の課題となる回答もあり、大変有意義な時間となりました。
最後に、北海学園大学杉本先生には、協会活動に対し格別なるご理解を頂いたことに加え、私事で恐縮ですが、同年代の子供を持つ親として、『どうだ?オヤジの仕事って案外すごいだろ?』という気持ちにさせていただきましたことを、併せて厚く御礼申し上げます。
|