平成22年8月10日(火) 木更津工業高等専門学校 環境都市工学科に在籍する学生の皆さんを対象に【実践的工学教育】と題する講習会名のもと、『東京港臨海大橋(仮称)の製作』のテーマで講演を行いました。初めに協会出版の「鋼橋へのアプローチ」を題材に鋼橋の特徴・形式・国内外の鋼橋・建設の流れ・鋼橋メーカーの仕事内容について、実例や写真を用いて講演したのち、主テーマである『東京港臨海大橋(仮称)』について体験談を織り交ぜて講演しました。
講演した矢部講師が本橋の製作責任者ということもあり、本橋のスケールの大きさ、事業に懸ける熱意や苦労話など鋼橋の現場に携わる生の声を聞くことができ、学生たちは熱心に聞き入っていました。また、矢部講師、松元講師とも同校の卒業生ということもあり、時折、学生時代の思い出話を語り、笑いを交えながら和やかな雰囲気のもと講演は行われました。講演後、希望者のみで行われた非破壊検査の実演では、普段滅多に触れることが出来ない試験器を手にすると、興味津々となり、多くの学生たちが機械に触れ体験されました。
今回の講演に関して、協会の活動を理解し快諾していただ木更津工業高等専門学校 佐藤教授に感謝するとともに、講演に参加していただいた学生の皆様に深く御礼申し上げます。
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