平成23年6月16日(木) 函館工業高等専門学校 環境都市工学科3年生を対象に【技術と社会】と題するテーマのもと、出前講座を行いました。本校は平成20年度から毎年出前講座を実施し、今年で4回目となります。
【技術と社会】という特別授業の一環を、前期に単位取得をする授業の1コマであります。この技術と社会という科目は現場の声をできるだけ取り入れることを目標とし、外部の講師を招いて授業を進める方式を歓迎しており、橋建協出前講座として毎年実施されております。
毎年驚かされることですが、対象学生だけではなく全学生がすれ違う時に「こんにちは」
と元気に挨拶を交わしてくれ、自由で活発な校風を感じました。
講座は環境都市工学科大久保教授の挨拶に続き、須藤講師による「鋼橋へのアプローチ(未来の若手技術者に向けて)という表題の下、写真・図を使用し、実例を交えて説明を行いました。皆長時間の講義にもかかわらず真剣に講師の説明を聞いていました。また終了後のアンケートでは、「設計・製作・架設の流れが理解できて面白いと思った。」、「橋を作ってみたいという気持ちが少し出てきた。」、「将来について本格的に考えようと思った。」等のうれしい意見を多々頂きました。
今回の講演に関して、貴重な授業の1コマを提供していただいた函館工業高等専門学校 大久保先生と平沢先生、また最後まで興味を持って拝聴していただいた生徒の皆さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。 |