竜神大吊橋は、茨城県奥久慈県立自然公園の竜神ダムに架かる吊橋です。橋長446m、中央支間長375mは、歩行者専用の吊橋としては日本一の長さを誇ります。ダム湖面からの高さは約100mにおよび、橋上からは四季折々の自然を眺めることができます。毎年約30万人の観光客が訪れ、地域振興に大きな役割を果たしています。
竜神ダムが造られた場所は、その昔「竜が淵」と呼ばれる青みを帯びた淵となっていて、雄雌二頭の竜が住み「竜神」として恐れていた、という村史にちなんで、主塔は竜をイメージしてデザインされており、橋は大自然に舞い上がる竜を想起させます。
また、現在茨城県では、アクセス道路となる国道461号線についても、国土交通省が策定した「道路デザイン指針」に沿って、地元市町村と一体になった道路デザイン検討会を発足させ、周辺景観に調和した道路整備を進めようと計画しています。
橋梁名 |
竜神大吊橋 |
発注者 |
茨城県 |
形 式 |
単径間2ヒンジ補剛トラス吊橋 |
橋 長 |
446.0m |
支間割 |
44.0m+375.0m+27.0m |
幅 員 |
3.6m |
所在地 |
茨城県常陸太田市(旧水府村) |
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