勝瀬橋は神奈川県の相模湖に昭和35年に完成した、日本で最初の斜張橋です。
当時の町道にあった木造の吊橋を架け替えたもので戦争中の機銃掃射の後が残っている鉄筋コンクリート製の塔柱、ケーブル、アンカレッジがそのまま利用された歴史的な橋です。しかしながら、本橋は建設されてから約43年を経過し老朽化が目立つ上、道路幅が4mと狭く、大型車の通行やすれ違いができないという問題がでてきました。
現在上流側に新しい橋梁を建設していますが、新橋のデザインは現橋の景観を生かし、2径間連続鋼斜張橋が採用されています。
(新橋は平成18年3月竣工予定)
旧 勝瀬橋 |
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新 勝瀬橋(架設工事中) |
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橋梁名 |
勝瀬橋 |
発注者 |
神奈川県 |
形
式 |
2径間連続鋼斜張橋 |
橋
長 |
270.0m |
支間長 |
105.0m+165.0m |
幅
員 |
12.50m〜15.25m |
所在 |
神奈川県津久井郡藤野町 |
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