謙信公大橋は、上杉謙信公の居城「春日山城」の城下町新潟県上越市の中心部に架かる大小2連の単弦ローゼ橋で、橋名には市民ゆかりの「謙信公」の名前が冠されました。本橋は、平成5年に実施されたコンペの最優秀案(篠原修・東京大学教授案)を実現したものです。
アーチリブは、現場継手部を全断面溶接とすることにより、アーチののびやかさと連続性を表現しています。架設工法は、全断面溶接により地組したアーチリブを、大型移動台車を用いて所定位置まで一括輸送し据付ける大ブロック架設工法を採用しました。
大小のアーチは、市街地より遠望する妙高山と南葉山をイメージしています。台形断面のアーチリブとパイプの立体的で透過性のあるデザイン、独特なイエロー系塗装により、山並み、田園、河川風景に溶け込む美しい橋となっています。
橋梁名 |
謙信公大橋 |
発注者 |
新潟県 |
形
式 |
2径間単弦ローゼ |
橋
長 |
241.4m |
支間長 |
153.4m+85.7m |
幅
員 |
28.8m |
所在地 |
新潟県上越市 |
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