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虹橋 No.72
交差点立体化急速施工による渋滞緩和
新小岩陸橋
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■特  徴
 東京都心部と千葉県を結ぶ重要な幹線道路である「蔵前橋通り」と「平和橋通り」とが交差する「たつみ橋交差点」は、朝夕の交通渋滞が慢性化しており、地域住民の日常生活や経済活動に大きな影響を及ぼしていました。特に、蔵前橋通りの朝夕は激しい渋滞が発生し、路線バスの遅れや消防車等緊急車両の交通阻害、通過交通の生活道路への進入などを起こしていました。
 本橋の立体化事業は「スムーズ東京21−拡大作戦−」の一環として建設されました。東京都土木事業初の上下部一体設計施エー括発注方式で発注され、延長818mの立体化を約1年の急速施工で完成したものです。
 施工は、現場施工を極力少なくし大部分を工場製作にてプレファブ化し、現場では鋼桁を折り畳む方式を採用し施エヤードを最小限とし、工事に伴う二次渋滞を軽減させました。また、交差点部の施工は、交差点付近の利用者への安全確保と交通影響に配慮し最小限の交通規制に留め、移動多軸台車と吊上げ設備の併用で一括架設を実施しました。
 立体化工事急速施工新技術(すいすいMOP工法) の活用により、現場施工日数を通常工程より大幅に短縮させ、平成19年10月15日に交通解放させました。その後、交差点の交通渋滞が解消されるとともに、通勤・通学の歩行者等の安全性が向上しています。


■諸 元
 
橋梁名 新小岩陸橋
発注者 東京都
形  式 鋼4径間連続 剛結鋼床版箱桁橋(2連)
橋  長 557m
幅  員 7.5m
鋼  重 2,780t
所在地 東京都葛飾区西新小岩一丁目〜同区東新小岩一丁目

 


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