赤岩橋は、北海道のほぼ中心に位置する富良野市からおよそ50km南下した占冠(しむかっぷ) 村二ニウ地区の道道夕張新得線に架橋されています。
本路線の同地区が本橋を含め道路改良整備されたことで、道央圏と道北・道東圏を結ぶ新たな広域幹線道路としてその役割を担う事になりました。
2011年度には、道央圏と道東圏が高速ネットワークの北海道横断自動車道のうち道東自動車道で結ばれる予定で、それまで現在およそ60kmが未開通区間となっている夕張ICとトマムICをつなぐ重要なアクセス道路の役割をも担っています。
架橋地点は、太平洋に注ぐ一級河川鵡川上流の村立自然公園の赤岩青巌峡にあり、その公園内は赤や青などの奇岩・巨石が点在し独特な風景を織りなしています。
この絶景とともに、下弦材を曲弦とする合成床版を有した上路トラス橋は、ダイナミックにその姿を見せています。
橋梁名 |
赤岩橋 |
発注者 |
北海道 |
形 式 |
単純合理化上路トラス橋(R=560m) |
橋 長 |
95m |
幅 員 |
8.5m |
鋼 重 |
451t |
所在地 |
北海道勇払郡占冠村ニニウ |
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