SJ32工区連結路(2−4)上部・橋脚工事は、首都高速道路中央環状新宿線と4号新宿線とを結ぶ西新宿ジャンクションの一部として建設されました。設置箇所は国道20号(甲州街道)と山手通りが交わる初台交差点の真上となり、甲州街道アンダーパス、初台交差点、4号新宿線の上をまたぐジャンクション2層からなる5層構造の立体交差を構成しています。
既設構造物をかわして設置された鋼製橋脚は極めて複雑な形状となっていますが、ある意味モニュメント的な構造美を見る者に感じさせます。
都内有数の交通量の交差点上の工事である事から、架設は全て夜間作業となり、4号新宿線の全線通行止めを実施しての架設も行いました。
中央環状新宿線は4号新宿線と5号池袋線の間が開通し、渋滞緩和に大きく寄与しています。
橋梁名 |
SJ32工区高架橋 |
発注者 |
首都高速道路株式会社 |
形 式 |
4径関連続鋼床版桁2連 |
橋 長 |
Aライン:197.229m 、Bライン:182.166m 、Cライン:219.520m 、Dライン:155.053m |
幅 員 |
8,200m(標準部) 曲線部最大(10,988〜15,909m) |
鋼 重 |
総重量 約4,390t |
所在地 |
東京都新宿区西新宿三丁目、渋谷区初台一丁目、本町一丁目 |
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